日記を書かなくなって1年経った感想
何か心の中に怠けてしまっているのを少し感じていた。少しというのは、無理に書かなくてもいいやともう割り切っていたから。
今までの自分だったらその気持ちが嫌でまた書き始めていたんだろうけど今回は長く書くのをやめていた。ことプライベートや普段の勉強の成果については。
なぜかというと彼女と過ごす時間が増えたから。そうなると何か別の時間を犠牲にしないといけない。それがこの日記で、少しアウトプットから逃げられると思っていた。
実際にアウトプットから逃げると、多読の時間が増えたように思う。なぜなら、一つの事象に対して他の人が読んでも違和感がないようにまとめてここに書くのは
深い理解が必要で、手間のかかる作業だから。書籍の内容を自分で噛み砕いて、わからないところは調べてという作業をしていると他の気になる部分もでてきて当然1記事に時間はかかる。
しかも自分の場合は一冊読んでからまとめを複数記事書いていたりしたので2-3周読み込んでいた。もちろんそれによって理解は深まった。
ただ最近は、いろんな本をつまみ読みして必要そうな部分のベストプラクティスを取り入れるような読み方になっている。例えば、Google のエンジニアリング本があればまずは興味のある
ユニットテストに関わる部分だけ読んでまとめたりしている。こうすることで以前より知識の引き出しや良い一次情報へのアクセスが多くなったと感じている。
というのも、月に2-3冊は読破しないにしろ気になる分野の本を読んでいるから。飽きたら次の本に進んで積んでしまえばいいし気が楽なのが大きい。
そのときに一番興味ある事象のほうがページをめくるスピードも上がるし熱量もあがる。
自分の場合、無理にまとめようと思って読むとあとでまとまった時間をとって読んだほうがいいかなとか考えてしまう性質があってインプット量の邪魔をしていた。 記事を書きながら読んだほうがいいとか考えてしまうし、やらなきゃと思ってしまう。一段階読書インプットの壁を下げることで量を読むことに今はしている。 この方法が合うのは基本的に読書をして知的好奇心を満たすことが好きだからだと思う。
逃げるって書いたけど、後ろむきな意味ではなくて、一時撤退的な意味が近いかな。
読み返してみるとマイナスな感じにとれてしまったので。
一方習慣的にアウトプットする理由
アウトプットとしてここに書くことで思考や整理の深さが出るから。
現にこの文章を書きながらも自分の中で新たな発見や論理の展開があったので重要さを感じている。
書いて、それはなぜかを書いて、を繰り返すことで書きたいことへの理解が深まっている。
それは普段何げなく頭の中だけでは中々展開できなくて、深掘りのためだけに集中して向かい合うということが大事なのだろう。
本を読みつつ、なぜなぜを繰り返すのは2並列的な思考法が必要で、自分を始めそのやり方は人には向いてないからだと思う。
本の内容以外にも、普段とりとめもなく思っている重要そうな事柄について向き合ってみることで、それが重要だったかそうでなかったがわかりそうな気がする。 掘り下げて分からなかったら他の人に聞けばいいし、自分の中で解決できたらそれでいい。整理して取捨選択できるようにすることが大事に思う。 もしかしたら他の人が自分の考えを読んで何か助けになるかもしれない。 実際に、自分が好きなエンジニアの方はとりとめもないことを取り上げて週に1度発信していて、そこに書いてあることは学びが多い。 学びが多いのは特定の事象に対して、彼の掘り下げに独自のインサイトがあるから。 それを読むことで自分のモチベーションがあがったり、新たにアイデアが生まれることもある。 自分もそんなものを発信していけたらいいなと改めて思った。
なので、今後は週に1回、無理のないペースで何か考えをここに書いていきたいと思う。 裏目標としては、スコープを絞って短時間で記事を書き上げて継続すること。