All Articles

sushi at counter

人生で初めて、カウンターで握ってもらう寿司のコースを食べてきたときの話。
きっかけは、有吉さんの正直さんぽで寿司コースを堪能していたのをみて感化されたため。
その店のコースは16000円だったのだが、調べてみると2号店?が青山のほうで最近営業開始したようでそちらは 9000円のコースからだった。
16000円は今の僕では気が引けてしまうので、それよりかは多少手が出しやすい2号店のほうにいくことにした。
コロナで1,2月はどこにも行けないし、身近で少しくらい贅沢してもいいだろうという言い訳である。

2号店がなぜ少し安価なのかというと、本店に比べて少しマイナーなネタをコースとして提供しているとのこと。
とはいっても、知らないネタばかりでもないし抜群に美味しかったのでそこまで舌の超えていない初心者にはよいのかも知れない。

お店について

お店は寿司を握る大将、小料理を作る人、裏方2人? の計4人。みなさん若くて、落ち着いた雰囲気の店の中に活気が感じられた。

料理

寿司と小料理が交互に出てくるスタイル。寿司はネタに対して適した温度のシャリ、味付けになっていて、僕はカウンターに置かれた寿司をただ食べるだけでok。
ネタが美味しいのはもちろんだけど、シャリが柔らかくて、温度も丁度よくて感動した。こればっかりは、配達やチェーン回転寿司では絶対に感じられないのではと思う。
口にいれた瞬間のふわっとした感じがとてもよかった。自分で体験して初めて、寿司はシャリが命みたいなよく聞くワードの意味がわかった。

個人的にもう1 ~ 2貫でてくれば満腹感があった。結構食べる人は、もうちょっと追加で注文したくなるのかもしれない。

所感

お客さんは多少ガチャ要素があるのかなと思った。コースでそれぞれの席にネタが置かれていくので、基本的にコースの開始時刻が18時か21時になっている。
なので、その時間からはお店の雰囲気を共有するという感じ。その時間に揃うお客さんがうるさいとか雰囲気悪いだったら我慢せざるを得ないのがリスクかも知れないと考えてしまった。お酒も入って少し声が大きくなったらわりとみんなに聞こえてしまうし。

小料理を作る人は、この店に来る前は海外で働いていたと言っていて、寿司職人は世界に通用する職なんだと知った。
美味しいものにはお金を積んで食べたいという人はいるし、日本よりかは激戦区ではないと思うので、商機はあるのかもしれない。
現に、僕が行った店は2月はもう予約とれないし、3月も土日は予約が埋まっていた。
けれど、寿司を握るための土台が大変だよなー、いいネタの入荷には人脈とか色々読めない必要なものがありそうに思えるし。
大将は16から始めて10年といっていたし、寿司職人として名を上げていくには多くの人が知らない色んなやることがあるのかも知れない。

寿司や小料理たち(一部)

01 02 03 04 05 06 07